高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

今週のイラストまとめ(2020年8月7日)

 

 

こんにちは。

 

最近リアルにバナナの皮を踏みました。

きいです。

 

漫画の中だけかと思っていたことが現実に起きたので、ちょっとテンションが上がりました。

漫画みたいにツルンと滑ることはなく、本当にただ「踏んずけた」だけでしたが…

 

用事があって都会(名古屋)の方まで出た際、シャネルだかロレックスだか高級店のショーウィンドウ前にそのブツは落ちていたのです。

 

「さすが名古屋~」

と意味不明な納得の仕方をしてしまいました。

 

名古屋は鳩の町ですし、ありとあらゆる食べ物が道端に落ちていても不思議ではありません。(注・ディスってません)

 

次は是非ともツルンとコケるお手本のようなリアクションをぶちかましたいものです。

 

 

…さて。

 

本日はイラストコーナーです。

 

本当は日曜日にやるようにしているのですが、先週が「横浜・秒速搬入日記」でつぶれたこともあり、イラストがある程度たまったため放出しようと思います。

 

 

目次

 

 

 

半身絵

 

ゼイ半身

 

 

先日更新した「民族ファンタジー漫画」のキャラクターから半身絵を一枚。

 

www.kii-humoumanga.com

 

相変わらず漫画のタイトルは未定のままです。

 

 

本編のペン入れ作業に入る前、どんな感じになるかと試しにキャラクターをアップで描いてみたものなのですが、手探り感が滲み出ています。

 

ちなみにこちらはデジタル加工前のアナログ絵。

 

 

ゼイ半身ペン入れ

 

髪の毛などのベタ塗りは基本デジタルのため、この時点だと髪がハゲています…

 

 

半身絵その2

 

半身絵その2

 

本編のペン入れがある程度まで進んでから描いたもの。

 

先ほどの絵と比較すると、だいぶ彼を描くことに慣れてきたのが、余裕そうな表情からも伺えます。

 

不思議なもので、慣れない頃に描くとキャラの表情も自然と固くなりがちなのですが、慣れてくると笑顔が増えたりと、描き手の心理が無意識にキャラにまで伝わっているかのようです。

 

 

…ちなみに、こちらはお話を思い付いた本当に初期の時点で描いたもの。

 

 

初期絵

 

やっぱり慣れていないせいか、笑顔がどこかぎこちないですね。

 

 

改善したこと

 

実は、上の絵の頃と最近で少し線の引き方を変えていたりします。

(アハ体験並みの違いなので、ほぼ分からないレベルではありますが…)

 

線画にしてみると違いが分かりやすくなるかもしれません。

 

 

Before

 

ゼイペン画

 

 

なんだかのっぺりしているというか、「実際にそこに立ってる感」がないな、と悩んでいました。

 

そして、あることに気付きます。

 

「もしかして、線の強弱が少ないから平坦に見えるのでは…?」

 

人物の輪郭線などはGペン、それ以外は丸ペンというように強弱をつけているつもりではいたものの、全体的に見ると線にまだ「メリハリがない」ように思いました。

 

 

という訳で、以降は「線の強弱」を意識して描くように。

合わせて大雑把に引きがちだった輪郭線なども、なるべく丁寧に引くように心がけました。

 

 

After

 

線画その2

 

 

…お分かりいただけただろうか。(心霊番組風)

 

まだ多少雑ではあるものの、気持ち「漫画らしい絵」に近付いたような気がします。

 

もしも私と同じように「なんだか絵がのっぺりしている…」とお悩みの方は、「線の強弱」をあれこれ試してみるといいかもしれません。

 

太い所は太く、細い所は細く、を念頭に私も色々と試行錯誤していきたいです。

 

 

…という訳で、「イラストまとめ」というよりかは、ただの「イラスト改善記録」になってしまいましたね。

 

 

お話づくりもイラストも、ハッキリした正解がないので難しい所ですが、何にせよ「現状に満足せず試してみる姿勢」は忘れたくないなぁと思いました。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

――信じるか信じないかは、あなた次第…(都市伝説番組風)