高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

ガチャガチャの可能性

こんにちは。

 

「ズッ…」

という漫画のような効果音と共に、片足が静かにドブにはまりました。

きいです。

 

よく、地面と同化して見えにくくなってる蓋なしのドブがありますが、

もはや不届き者に対するトラップだと思います。

 

大抵、「ちょうちょが飛んでると春が来たって感じだな~」

とアホ面で歩いている私みたいな奴が、このトラップの餌食となります。

散歩の際には、足も思考もしっかりと地につけて歩きましょう。

 

 

…さて。

昨日の出来事なのですが、私は朝イチで家電量販店に行きました。

おとといPCのLANケーブルに足を引っかけたことで、ケーブルが破壊されネットに接続不可能となったため、新たなものを買いに行ったのです。

(その時の日記)

 

10時開店のため、張り切って9時50分頃量販店の前に到着。

しかし、いくら待ってもお店が開く気配はなく、よくよく見ると

「10時半開店」の文字が。

基本情報からして違うという大ポカをやらかしていたのです。

 

とはいえ30分も待つのは苦痛だったので、すぐさま近くにある別の家電量販店に向かいます。

スーパー、服屋、家具屋など、多様な店舗が集まっているエリア内の一角にお店はありました。

しかし、ここも10時半開店!

結局待たされることになった私は、早くから開いている隣のスーパーで時間をつぶすことにしました。

 

…すると、そこで気になるものを発見。

懐かしの「ガチャガチャ」です。

 

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(何が出るか分からないワクワク感)

 

子供の頃はガチャガチャコーナーがあると目を輝かせていましたが、

今見るとまた違った面白さがあります。

ガチャガチャコーナーはまさに、「だから何だ」と言いたくなる品々の集まり。

いわば私の好きな、「カオスで不毛」が溢れた一角なのです。

 

例えば、

 

ざ・アイスじはんき

 

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自販機のボタンを押すと、アイス(おもちゃ)が出てくる仕組み。地味にハイテク。

 

ぱっと見は可愛いのですが、「ふーん、で?」

となってしまうこちらの商品。

 

「この超ミニサイズで アイスが出ちゃうんです!」

という煽り文句に対しても

「だから?」

で一蹴できてしまう悲しさ。

 

これこそ、まさに私の好きな「愛すべき不毛商品」の要素が詰まっています。

アイスだけに。

なんでもありません。

 

お次はこちら。

 

釣りするカエル

 

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こちらは見つけた時、思わず心の中で

「超カワイ~」と女子高生みたいな声を出してしまいました。

 

コップのフチに設置することで、ティーバッグを固定してくれる、

という何とも実用性がありそうなおもちゃです。

 

…が、しかし。

本当に実用性あるのか??

 

よくよく考えたら、ティーバッグのヒモを釣りざおに巻き付けるよりも、

「手で持った方が早くね??」

という結論に至ってしまいました。

 

とはいえ、ビジュアルがなんともチャーミングで愛らしいので、

素直に「ちょっとほしい」と思いました。

ちなみに値段は一回200円です。百均でも売ってそう。

 

 

最後はこちら。

 

ざ・役満マスコット

 

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子供がお母さんに「これ買って!」

と言ったら、めちゃくちゃ怒られそうなガチャガチャです。

 

私は一時期オンライン麻雀にハマっていたのですが、

思わず「どこ需要??」と突っ込んでしまいました。

 

「身につけていると、最強の幸運が寄ってくる!?」

というキャッチコピーも絶妙に白々しくてなんかツボです。

 

ただ、小学生がランドセルにもしこれを付ければ、

確実にすれ違った大人は二度見するので、

インパクトを残したいならアリだと思いました。

 

それか、胸ポケットに忍ばせておいて、銃弾を受け止めた後

「コイツのおかげだぜ…」

という三文芝居をかましたい方にはピッタリかもしれません。

ただ、恐らくガチャガチャ商品に実弾を受け止めるだけの強度はない。

 

 

…というわけで、この愉快なガチャガチャコーナーのおかげで、

私は退屈せずにお店の開店を待つことができました。

 

思わずクスッとしてしまうような商品が多かったので、

これからのガチャガチャの可能性に期待したいと思います。(何様だ)

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!