高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

自分の不毛漫画を真剣に考え直してみた

こんにちは。

本日、スーパーでこんな張り紙を見つけました。

 

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…いや、別に何かを思ったわけではありません。

 

決して

「(増量)」

の表記が意味深だとか、名前がアレだとか、

そういうことは全く微塵も考えてません。

私は清い心を持った大人なのです。

 

ソーセージはやっぱりフライパンでカリッと焼いて、

マスタードとケチャップで食べるのが一番おいしいですよね。

ポトフやクリームシチューにも合う素晴らしい加工食品です。(誤魔化し)

 

 

…さて、

本日は携帯の通信プラン乗り換えに某ショップまで行ってきました。

 

先日見積もりだけしてもらったのですが、本格的な契約はまだだったのです。

 

ショップはとある商業施設の中にあったのですが、当然のように現在館内はガラガラ。

私もマスク姿で契約をすませるとさっさと撤退しました。

 

 

…そして、大人しく家に帰った私は、何をしようかと考えた結果、

「自分の創作漫画の方向性」

を真面目に練り直すことにしました。

 

現在私は、毎週金曜日に「ハルとクロード」という

ちょっとアレな短編漫画を描いて投稿しているのですが、

自分で改めてイチから読み直してみると、非常にストーリーがアレだったので危機感を覚えました。(多用されるこそあど言葉)

 

「とにかく毎週漫画を上げよう!」

と勢いだけでこのシリーズを描いていることもあり、いかんせん毎回方向性がブレブレなのです。

 

例えば、

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恋愛モノかと思ったら、

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誰にも共感されないような

「トラックネタ」や「水道からラーメンネタ」を挟んできて読み手を混乱させ、

 

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やっとラブコメ路線に軌道修正かと思った矢先、

 

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シュールギャグに突っ走る。

 

恐らく、一番混乱しているのは描いている私自身です。

 

そもそも、私は何を思ってこのシリーズを描こうと考えたのか―?

その真意をさぐるべく、過去の日記(こちら)を読み返して見ると、

 

「不毛漫画の金字塔を目指す」

 

という訳の分からないことを抜かしていました。

訳が分からない上に、「不毛漫画」というくくりがふわっとしすぎて掴みどころがありません。

 

せめてコンセプトにするなら、

「○○×不毛漫画」のように緩く縛りを与える必要があります。

 

ということで、私はこの「○○」に入る部分を考えました。

 

そこで、思い付いたのが…

 

「大学×不毛漫画」

 

です。

 

メインキャラ二人に「大学生」という肩書があることをすっかり忘れていました。

 

…私は去年、関西の某私立大学を卒業したのですが、

思い返せば「大学」とか「大学生」って「不毛&カオスの集合体」じゃありません??

(勉学に励んでいるまともな学生の皆さん、ごめんなさい)

 

「時間はあるけどお金がない」を体現していた大学時代。

思い返せばその日々はカオスなものばかりでした。

 

PCルームでルールも分からないのにひたすら「オンライン麻雀」

に興じたり、

 

「気球に乗りたいからイランに行こう」

と意味不明な友人からの誘いが来たり、

 

「クリスマスにあえて夏の果物

『スイカ』を持ち寄ってパーティーしよう」

等々…

 

思い出してもしょうもないエピソードの数々。

 

けど、

「真面目に下らないことをやってるあの瞬間」

ってなぜかめちゃくちゃ楽しいですし、強烈に記憶に残るんですよね。

 

確かに私の大学生活は不毛の極みばかりでしたが、

 

不毛を通じて意気投合した友人や、その他色んな人との出会いは決して不毛ではありませんでした。

 

漫画とはよく「作者の生き様そのもの」と言いますが、

私というよくわからんヤツの人生観を

 

「キャンパスライフ×シュールギャグ」

 

にして盛り込めないかと現在検討中です。

 

恐らくあと1話くらいは「ただのシュール路線」が続くかと思いますが、

その後は

「メインキャラ二人をめぐってサークル、教授、学生団体、様々な組織が絡み合うドタバタ劇」

のようなものを目指していきたいと思います。

 

生暖かい目でも冷ややかな目でも、覗いて下されば幸いです。

 

 

 …とまあ、

なんだか取り留めのない覚え書きのような感じになってしまいましたが、

本日はこの辺りで失礼致します!