こんにちは。
トイレに入った瞬間大事な電話がかかってきます。
きいです。
トイレの時間なんて1日で換算してもほんの数分のはずなのに、ピンポイントでそこに連絡をしてくる人が逆にすごいです。
そういう能力者なのかと思いました。
…しかし「トイレ中」というのは人間が最も無防備になる瞬間と言われています。
上杉謙信は便所で死にましたし(諸説)、
イギリスにも中世くらいにトイレの中で暗殺された王様がいたはずです。(曖昧)
ということは、
「対象がトイレに入った瞬間を察知できる能力」
は、案外恐ろしい力に成り得るのではないでしょうか?
能力名は「厠感知(トイレット・メトラー)」で決まりです。
白スーツで眼鏡をかけた長身の男の絵面まで完全に浮かんできました。
能力を発動させる際は、人差し指と中指で右目を押さえてこう言います。
「今……入りました」
どう考えても完全に変態のそれです。本当にありがとうございました。(強制終了)
…さて、本日は通っている絵画教室の帰りに、面白いパンを見つけました。
その名もひな祭りパン。
お内裏様とお雛様を模した春らしいパンなのですが、気になるのはその造形。
↓
(こっちはお雛様)
WOW…
これはあれです。
「完全に言われないとそれと分からないクオリティのヤツ」
です。
従業員の方がノリと勢いで商品化してしまった姿が目に浮かびます。ある意味微笑ましい。
頭上に乗っているなんとも居心地の悪そうなアポロたるや。
ちなみに、家に帰ってしばらく放置しておいたら…
隣にいたはずのお内裏様は何者かに首をもぎ取られていました。
写真を撮る暇もない、早業の犯行でした。(犯人は親)
「ちょっとぉ!アタシのお内裏様、食べたでしょ!?」
とツンデレ妹キャラ風に問い詰めましたが、
「????」
という顔をされたので、恐らく自分が食べたものを「お内裏様」と認識していなかったようです。
それにしても、店頭やコンビニに売っている商品が春らしくなってくるのを見ると、
「もう冬も終わりか…」
とちょっと切なくなりますね。
井上陽水さんの「少年時代」しかり、
夏の終わりは「切なさ」の代名詞となっております。
――なら、「冬の終わり」でも同じ現象が起きていいのでは?
季節的には暖かくなり、新年度が始まるなど周囲が賑やかになっていく春ですが、
冬特有の「ピンと張りつめた空気」
が好きな私からすると、それが薄れていくのは少し寂しいです。
願うことなら、「冬の朝の空気を年中感じられる能力者」になりたいものです。
能力名は、
「冬はつとめて。」
にしましょう。
能力に応用性が一切感じられないため、
恐らく序盤で敵に「見せしめ」としてコテンパンにやられることでしょう。
それでは、本日はこの辺りで失礼いたします!
皆さまもお体に気をつけて良い春をお過ごし下さい。