こんにちは。
何か嫌なことが起こる度に「聖飢魔Ⅱ」の「蠟人形の館」を家族で合唱しています。
きいです。
というのも一昨日、私の身(正確には小指)にとある事件が降りかかったのですが、その際頭の中で同曲の
「身の毛もよだつ悪魔の惨劇」
の部分がずっとリピートで流れていました。
(その時の話はこちらです)
小指を負傷した時は本当に痛かったものの、2日経った今は痛みも消えすっかり元通りです。
人間の再生能力ってすごいですね。
ちなみに「小指負傷事件」の翌日である昨日は、バイト先で「有り得ないくらいの腹痛」に襲われトイレにしばし籠城していました。
ここ数日災難続きのため、これ以上何か起こった時は迷わず近所の神社にお払いに行く所存でございます。
もしくは家族で円陣を組んで「蠟人形の館」を歌います。
…どうでもいいのですが、私は数ある体調不調レパートリーの中でも
「腹痛」
が最もタチが悪いと思っています。
それは時、場所、シチュエーションを選ばず、あらゆるところで不意に襲い掛かってきます。もはやテロと同じです。
どれだけ身構えていても、ひとたび襲われればトイレに籠るしかありません。
私の心の愛読書である
「ちびまる子ちゃん」
単行本第3巻においても、おまけのページで故さくらももこ先生がこのように語っています。
「(前略)腹痛――私はこれにどれだけ迷惑をかけられているであろうか。試験前…街の中…レストラン…所かまわずやってくる激痛。(中略)パッパカラッタ パッパカラッタ パ~ッパ パッパパ~ 苦痛にゆがむ顔で一体何が悪かったのかを考える。(中略)もう思考回路のへの神経等の供給はストップされ、腹だけが体の感覚の全てとなっている」
(ちびまる子ちゃん3巻 82頁より)
腹痛のいやらしいところは、
事前の予測が全く不可能
という点です。
朝、珍しく目覚ましより前に起き、カーテンを開けると見事な晴れ模様。
コンディションは良好、天気も最高。
「いってきます」
彼女は軽やかに家を出て、駅のホームから電車に乗った――
普通こう来たら、何か良いことが起こるのが物語の定番です。
しかし、現実ではそうはいきません。
どれだけ天気がよかろうが、晴れやかで楽しい気持ちだろうが、腹痛になり得るリスクは常にあるからです。
現に私も「これどう考えても良いことが起こるフラグだろ」という時、
度々腹痛に見舞われてきました。
元々家族代々胃腸が弱いため、ふとしたきっかけで腹の中の
「ゲーリー大佐」
が暴れやすい体質なのです。
悲しいかな。
飼い慣らしていても全く良いことがないため、早急に私の体から出て行ってほしい所ですが、今更どうしようもありません。
そのため、この先も「ゲーリー大佐」と共に生きていく覚悟をするしかなさそうです。
季節の変わり目であることから、皆さまもご自分の中に潜む「大佐、あるいは少佐」が思わぬ瞬間に暴走しないようお気を付けください。(何言ってんだろう私…)
それでは、本日はこの辺りで失礼致します。