高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

トウモロコシと不毛な茶番

こんにちは。

 

出会い頭に父親に「ピギャァアアアアアア」と言われ逃げられました。

きいです。

 

私の家族は全員ビビリなので、家の中で不意に人が現れると

もれなく奇声を上げます。

 

今までとっさに出る叫び声レパートリーとしては、

「フギャアアァアアアア」や「ハグッォオオオオオオオオ」

などの「ハ行」が中心だったため、「ピ」の音から始まる叫びはなんだか新鮮でした。

 

 

…さて。

今日は休日だったため、例によって例のごとく散歩をしてきました。

 

近ごろ私の「お出かけ欲」はマックスになっており、

本当ならば日帰りで県をまたいで「行脚の旅」にでも出たいくらいなのですが、

外出自粛となっては仕方がありません。

 

近所に遊ぶ所もないため、気が付くとひたすら散歩をしています。

読み返したらこのブログ日記も着々と「散歩」の記事が増えつつありました。

そのうち「木衣の不毛漫画置き場」から「おばあちゃんのさんぽ日記」に

タイトルが変わるでしょう。

 

 

…というわけで、レッツウォーキング。

 

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今日は風もなく、爽やかな春の空気で外を歩くにはもってこい。

心なしか緑も鮮やかに見えます。

 

 

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歩いていると、馬鹿でかい大根を見つけました。

非常に分かりづらいですが、写真中央の爆発して伸びきった草の塊が

大根の葉っぱ部分です。

 

私は幼少期、畑を格好の遊び場にしていたため、こういうデカイ野菜を見ると

「いい武器だ…」

と未だに思ってしまいます。

 

「野菜は投げるもの」

という間違った認識の下、

路上に落ちている玉ねぎや冬瓜を振り回し、友人と戦いながら下校していました。

 

今考えると完全に畑で暴れまわる迷惑なクソガキです。

農家のおじさん、その節はすみませんでした。

 

 

そしてさらに、畑道を歩いていると、

 

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遺伝子組み換えが失敗した挙句、悪魔に憑かれたかのようなトウモロコシの看板を発見しました。

 

このハイライトが消えた瞳は完全に正気を失っています。

「先進」という下の文字も恐怖を感じます。

一体どこに向かって進んで行くつもりなのでしょうか…

 

 

~~~

 

気が付くと、辺りは闇に包まれていた。

完全なる、漆黒の暗闇だ。恐る恐る手を伸ばし、自分の顔を触った。

ゆっくりと詰めていた息を吐く。

 

かろうじて地面の感覚はある。神経を研ぎ澄ませながら一歩足を進めた。

 

瞬間、前方に淡い光がちらついた。

一瞬の出来事だったため分かりづらかったが、確かに光だ。

 

(助かった…)

 

途端に根拠のない安心感が体を満たす。

張りつめていた糸が切れ、光源に向かって走り出した。

するとそこには――

 

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to be continue...

 

~~~

 

 

…いかがでしょうか。

完全にホラーです。

 

そしてまさに不毛とはこのことです。

PCに向かって必死にコレを加工している自分がとても虚しくなってきました。

なんだこの茶番。

 

穏やかな散歩日記のはずが、どうしてこうなってしまったのでしょう。

 

 

…それでは、本日はこの辺りで失礼致します。

 

茶番劇にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

 

願わくば、このホラーなトウモロコシコンビが夢に出ませんように。