高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

新漫画の進捗と魔法についての雑談

 

 

こんにちは。

 

窓ガラスによく分からない謎の小さな卵が張り付いていました。

きいです。

 

ネットで調べた所、どうやらカメムシか蛾の二択説が濃厚です。

 

何が出てくるのかと少し楽しみにしていたのですが、特にテンションが上がらない虫だったので一気に冷めてしまいました。

 

 

…さて。

本日は只今考え中の、新しい漫画の進捗具合やその他もろもろについて雑談しようと思います。

 

目次

 

 

進捗について

 

今年の2月よりコソコソと毎週更新していた漫画

「ハルトクロード」

にひとまず区切りをつけ、現在新しく自主連載する漫画のネームを練っています。

 

で、その進捗具合はというと…

 

びっくりするくらい進んでいません。

 

進んでへんのか~いとツッコミが入ること必須です。

 

具体的に言いますと、大まかなキャラクターや世界観は出来上がり、1話のプロットもできているのですが、

ネームでめちゃくちゃ苦戦しているのです。

 

以前、「次の漫画は1話が大体12ページほどになります!」と宣言しましたが、

今の時点でネームは60ページを超えそうです。

 

どうしてこうなった。

 

…原因は明白です。

私のいつもの「詰め込み癖」が今回も遺憾なく発揮されているからです。

 

 

「ハルトクロード」は最初にキャラクターのプロフィールだけ決めて、細かいお話の流れは考えずにその場のノリで描いていました。

 

結果、話の方向性や軸が途中でとっ散らかることになったので、今回はその反省も踏まえ、あらかじめざっくりとしたゴールを決めて描こうと思ったのです。

 

そうしたら、風呂敷が盛大に広がってしまい

「あれも描きたい」

「これも入れなきゃ」

という欲張りのオンパレードになりました。

 

結局、ゴールを決めようと決めまいと、

「風呂敷を広げたがる」

のは私の性(さが)なようです。

 

 

増えるネームのページ数

 

ページが増えすぎた原因は他にもあります。

 

それは単純に「魔法が出てくる民族ファンタジーもの」だからです。

 

「魔法」だけでもどんな力なのか、世界観の中でどういう意味を持つのか、といった説明が必要ですが、

今回はさらに「民族」と「旅」といったテーマも加わります。

 

要素が多すぎて、とても1話12ページでは収まらなかったのです。

 

 

…ここまでの話を総合しますと、私が次に描こうと思っている漫画は、

 

・主人公は旅する魔法使い

・ファンタジーもの

・色々な民族に出会う

 

といった感じです。

 

 

魔法についての雑談

 


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「魔法」と一口に言っても、創作世界の中には様々な魔法があります。

 

「魔法界」という大きな社会があったり、時には冒険の中で激しい戦闘を繰り広げたり…

 

ですが私は、

「滅多に魔法を使わない魔法使い」

という位置づけがなんか好きです。

 

世界観においても、みんなが魔法を使えるわけではなく、一部の限られた人しか使えない

「魔法マイノリティ派(今作った)」

に憧れます。

 

例を挙げますと、最近映画を見たゲド戦記だったりロードオブザリングがこれにあたります。

 

どちらの作品も、魔法使いと呼ばれるキャラが登場しますが、劇中で魔法はほとんど使いません。

 

これはなぜかというと、両作品とも共通して

「魔法=むやみやたらに使うものじゃない」

という認識があるからです。

 

あくまで魔法は補佐的な力であり、メインでばんばか使うものではないのです。

 

ちなみにロードオブザリングにいたっては、私の記憶にある限りだと、

魔法使いは剣や鈍器で戦っていました。

 

「いや、魔法で戦わないんかーーい!!」

というツッコミさえも、もはやご愛敬。

 

 

…という訳で、今考えている漫画でも、

主人公である魔法使いは魔法を全く使いません。

 

 

時間は空いてしまいますが、完成したあかつきには必ずこちらに上げますので、また覗いていただけると幸いです。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!