こんにちは。
ユニバのアトラクションからバックトゥザフューチャーが消えたのが未だに釈然としません。
高城玲です。
アナトミア2話が公開されたこのタイミングであれですが、実は1話からずっとモヤモヤしていることがありまして…
本日はそれについて書いていければと思います。
※なお、1話のネタバレを含みますので情報を入れたくない方はここからブラウザバックでお願いします!!
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目次
そもそもは
漫画を読んでくれた親からの指摘がきっかけでした。
「1話面白かったよ!」と言ってくれたのですが、「ただ…」と前置きした上で気になった点が2点あるとのことでした。
一つ目は、絵にメリハリがないこと。
二つ目は、「いかにも」ないじめっ子(悪役キャラ)が若干浮いて見えたとのこと。
一つ目の絵に関しては、私も紙面で見た際痛いほど実感したので、これから改善に全力を尽くす所存です…
そして二つ目に関しても、描いている時から薄々親と同じことを思っていました。
こいつら、いわゆる完全な「物語の都合のために出てくる悪役」なんですよね…
なぜ「物語都合上の悪役」にモヤモヤするのか
なんか見出しがそれっぽくなってきました。
レポートでも書くんか??
この辺りは感覚的なことになってくるので、うまく説明できる自信がないのですが…
私はどこかで「本当の善人」も「本当の悪人」も存在しないと思っています。
人には表裏があるように、感情も一色ではなくグラデーションになっているはずだからです。
例えば「罪悪感を抱きつつも、家族を養うため犯罪に手を染めてしまった男」がいるとします。
この時の彼は善と悪の狭間で揺れ動いている状態であり、色で例えるなら「真っ黒」「真っ白」どちらかではなく二つの色が混ざり合った「グレー」のはず。
完璧な善人(真っ白)に見えても、どこかに少しでも黒があれば混ざった結果「白よりのグレー」になります。
それを踏まえると、「物語都合上の悪役」はそんな感情のグラデーションを無視され、書き手によりキャンバスを強引に「真っ黒」に塗りつぶされた状態といえます。
だからモヤモヤするのでは、と思ったのです。
いや、マジでレポートかこれ。
某名作映画ともシンクロ
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(大好き)を観た時も似たようなことを感じました。
同作は主人公マーティを妨害する存在としていじめっ子のビフが出てきます。
ビフはスクールカースト上位のムキムキマッチョで、事あるごとに主人公の邪魔をする完全なる悪役ポジ。
しかし、映画のエンディングでは未来が変わったことにより、彼は主人公の家で召使いのような扱いをされ生涯ひたすらこき使われることに。
そのまま映画は終わるのですが、私はそれを見て思いました。
「普通にビフちょっと可哀想じゃね???」
確かに悪いことをたくさんしたとはいえ、バックトゥザフューチャーのラストはビフにとってあまりにも救いがない状態になっています。
…だいぶ話が脱線してきましたので、ここらでアナトミアに戻します。
(この「ビフ問題」については非常に面白く語っている動画があったので、気になる方は是非とも以下を!)
生配信「ビフ・タネンについて考える」〜バック・トゥ・ザ・フューチャー座談会〜 - YouTube
あの3人を救いたい
結局何が一番言いたいかというと、まさにこれです!
バックトゥザフューチャーは私が考えたお話ではないのでビフはもうどうすることもできませんが、アナトミアに関しては私の方で救出が可能なのです。
というわけで、1話ラスト後あの悪役3人はどうなったのか、及ばずながら考えました!!
めちゃくちゃに反省して友情が深まりました。
事故とはいえ仲間の腕を切り落としてしまったわけなので、彼らにとっても相当なトラウマのはずです。
ですがそれを乗り越えることで、真の友情を芽生えさせてもらいたいですね。(誰目線)
色々書いてきましたが「いや考えすぎだわ」と言われればそれまでのこと。
もはや私のモヤモヤを消化させる自己満足になってしまった感が否めません。
付き合わせてしまってなんかすみませんでした。
というわけで、力技で強引に解決した所で今回はこの辺りで失礼致します。
絵もお話も向上目指して頑張りますので、この先もどうか「アナトミア」よろしくお願い致します!
ここまで読んで下さってありがとうございました~!
(キャラデザ段階)