高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

ペン画小話その3・チベットの風景

こんにちは。

 

スケボーで突進してきた小学生に轢かれそうになりました。

きいです。

 

「20代女性・小学生が操縦するスケボーと接触し重体」

という見出しは、いくらなんでも恥ずかしすぎるので避けたい所です。

 

ちなみに、私が小学生に持たせたら危ないと思う乗り物ランキング(?)

堂々の一位は「キックボード」です。

 

理由は、昔自分が事故りまくって散々な目にあったからです。

 

 

…さて、

本日はペン画シリーズ「その3」です。

 

その1

その2

 

過去に描いたペン画を紹介しつつ、

それにまつわるエピソードを呟くこちらのコーナー。

 

本日のペン画はその中でも特に思い入れが強い1枚です。

 

 

・「チベットの風景」

 

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2年前の夏、中国・チベット自治区で撮影した、

ダライ・ラマの別荘となった建物をモデルにしています。

 

そもそもどういう経緯でチベットに行ったのかというと、

とあるNPO法人の旅の企画で、チベットに行こう!みたいなチラシを見かけたのです。

 

当時私は大学4回生。

学生最後の夏休みということもあり、ずっと憧れていた秘境・チベットに格安で行けるというのは願ってもいないチャンスだったため、即申し込みをしました。

 

この「旅の企画」は

行きたい人を有志で募って、人数がそろったら企画を実行する、というものでした。

 

普通の旅行会社が扱っているツアーとは少し違い、

旅行日程はあってないようなもの。

ガイドさんも良い意味でテキトーなので、その場の流れで行き先が変わるという自由っぷりでした。

 

いわば、「お金はないけど時間はたくさんある」

貧乏学生向けの旅プランです。

 

そのため、チベットに到着するまではハプニングの連続。

 

長くなってしまうため割愛しますが、

ガイドが消える、乗るはずだった列車を逃す、高山病にかかってぶっ倒れる、等々…

 

「本当にたどり着けるのか」と不安に思うほどでした。

 

なので、無事チベットに到着した時の喜びは半端ではなく、

出会う景色すべてを噛みしめ、必死にシャッターを押しました。

 

この絵を見ると、そんな当時の達成感や高揚感が蘇ります。

 

 

本当はチベットに関しては語りたいことが山ほどあるのですが、

めちゃくちゃな長さになってしまうので、別の機会にお話できたらと思っております!

 

あわよくば、珍道中を描いたエッセイ漫画みたいなものも描きたいのです。

一体いつの話になるのやら…

 

ともあれ、チベットは本当に綺麗で厳かな素晴らしい場所です!(強引な総括)

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します。