高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

フェスティバルスリラー映画とずん飯尾

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こんにちは。

「同じクラスだった山田です」

という迷惑メールに思わず「いや誰!!??」と全力で突っ込んでしまいました。

きいです。

 

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本日は過去の記事で見たい見たいと言い続けていたフェスティバルスリラー映画、

 

「ミッドサマー」

 

を鑑賞してきました。

 

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正直、新型コロナの影響拡大もあり行こうかどうかかなり迷いました。

が、このタイミングを逃すと絶対見ないだろうな…と思い、手をアルコール消毒まみれにして突撃した次第です。

もちろんマスクと花粉対策のメガネも欠かせません。

 

個人的に見た感想としては、

 

「ヤバイ」

「コワイ」

「グロイ」

 

の三拍子でした。

語彙力がクラッシュしています。

 

私は3時のおやつを食べながら

「グリーンインフェルノ

を鑑賞したことがあり、グロには耐性があると思い込んでいましたが、

それでも中々キツイものがありました。

 

というのも、「血がドバー!体バコーン!」

みたいなグロ描写ならいっそ清々しくて平気なのですが、このミッドサマーは

「じわじわと、でも確実に膨れ上がっていく違和感、痛み、恐怖」

みたいなものを投下してくることに定評がある作品。

 

なんというか、

「笑顔だけど目が全然笑ってない人」

を目の前にした時の恐怖に近いものがありました。

 

もはや何を書いてもネタバレになってしまいそうなので、詳しい言及は避けますが、

 

「尋常じゃない狂気」

 

が溢れまくっていたことは確かです。

 

ホラー映画で「結局一番怖いのは人間」みたいなオチがダメな人は、わりと心にくるものがあるかもしれません。私がその例です。

 

私は違法薬物やドラッグに手を出したことはもちろんございませんが、

「もしクスリをやったら見える風景」

は実際こんな感じなのかな、とも思いました。

 

「これはホラーではなく、恋愛(失恋)映画。是非カップルで見に来てね☆」

 

と涼しい顔で言っていた監督のアリ・アスターさんが一番怖いです。

現に私の前の席でイチャイチャしながら上映を待っていたカップルは、エンドロール後、

めちゃくちゃ背筋を伸ばして微動だにせず座っていました。

 

 

かくいう私も上映終了後はしばし「放心状態」に。

畳みかけてくる狂気展開の連続に、気付いたら心をすり減らしてしまったのです。

 

…そこで、癒しを得るためにも偶然同じ施設内で行われていた

 

「ずん飯尾の どのみちぺっこり展」

 

を鑑賞してきました。

 

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最終的に「エグエグスリラー映画」「ずん飯尾」がミックスされたことで、

私の混乱は加速することになるのですが、展覧会自体はシュールで面白かったです。

 

 

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 メガネとめぐる旅。

 

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なぜか畳。

 

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忍法メガネ残し。

 

…人間とは不思議なものです。

 

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「画面の中でひたすらゴロゴロするずん飯尾」

 

を眺めているうちに、なんだか先ほどまでの嵐のような展開が遠い昔のことのように思えてきました。

 

…というわけで、これからミッドサマー、ないしはエグイホラー映画を鑑賞する皆さまは、その後の中和剤として

「ずん飯尾」

を使用することをおすすめします。

 

 

追記:ずんやすさんはいないのかな~と思っていたら、テレビの角に豆粒のように配置されて迫害されていました。

 

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これはこれで恐怖。

 

現場からは以上です。