こんにちは。
最近金ローで久しぶりにハリーポッターを見たら、まともな大人キャラが一人もいなくてハリーに同情してしまいました。
高城玲です。
ハロウィンも終わり、紅葉も見ごろを過ぎ、気が付いた時には年末商戦…
時の流れの早さは留まることを知りません。
本日は毎月恒例イラストコーナーです。
せっかくなので、横浜で11月に行われた展覧会「美しい国を纏って」に展示させてもらった民族イラスト4枚を上げようと思います!
目次
アフガニスタン・ケミスを纏う女性
私の中で「アフガニスタンと言えば民族衣装!」というほど定着しているのがこの「ケミス」です。
東京オリンピックの開会式でも、同国の入場時にケミスを着た女性が映っていました。
なぜモノクロ絵にしてしまったんだというぐらい、本物は鮮やかな色をしています。
実物は本当に素敵なので、ご興味ある方是非画像検索してみてください!
平和への願いも込めて描きました。
インド・更紗と青年
ケミスにしてもそうなのですが、私は本当こういう「エキゾチック柄物」に弱いのです…
更紗(さらさ)はインドを代表する綿織物の一つ。
軽くて手触りの良い質感が特徴です。
職人さんが手仕事で作り上げる更紗はもはや緻密な芸術品。
インドもいつか行きたい国の一つにランクインしています。
本場のカレーをたらふく食べたい。
そしてお腹を壊す未来までがセットです。
チベット・少年僧とバター茶
この少年僧君は私にとってすごく思い出深いキャラです。
というのも、デビューのきっかけとなった漫画賞で賞を頂いた
という作品の主人公だからです。
「お前、よく頑張ってくれたなぁ…!」
と謎の親目線で見てしまいます。
彼の名前は「イェルク」君。
以前出会ったカザフ系遊牧民の方からお借りした名前です。
(チベットじゃないんかいというツッコミ)
すごく綺麗な響きの名前だな~と思ってずっと心に残っていたのです。
そんなこんなでイェルク君に頑張ってもらって掴んだデビュー。
そのデビュー作が載った雑誌がもうすぐ発売されますので、よろしければそちらも是非…!
日本・振袖と祝言
こちらが何を隠そう、もうすぐ掲載されるデビュー作のキャラでもあります。
彼女はなぜ浮かない顔なのか、逆に奥の人物はなぜ微笑んでいるのか…
12月6日発売のミステリーボニータさんを読んでいただければ分かります。
とまぁ、そんな宣伝ノリはさておき…
着物描くのめちゃくちゃムズイ。
今回、作品の舞台が明治~大正辺りのため、キャラクターは基本着物を着ています。
しかし…
着物が全然着物っぽくならず大いに苦戦しました。
特に難しかったのは帯。
着物について全然詳しくないため、そもそもどういう締め方で固定されているのか、どの角度でどこまで見えるのか、考えながら描くのに時間を取られました。
その他にも、座った時、走った時のシルエットなど、着物描写は本当に奥が深いです…
という訳で、本日のイラストは以上になります。
2021年も残すところ一ヶ月。
一日一日を嚙み締めながら過ごそうと思います!
本格的に寒くなってきたので皆様も体調ご自愛ください。
それでは、本日はこの辺りで失礼致します~!