高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

最近のイラストまとめ(2021年11月30日)

 

こんにちは。

最近金ローで久しぶりにハリーポッターを見たら、まともな大人キャラが一人もいなくてハリーに同情してしまいました。

高城玲です。

 

ハロウィンも終わり、紅葉も見ごろを過ぎ、気が付いた時には年末商戦…

時の流れの早さは留まることを知りません。

 

本日は毎月恒例イラストコーナーです。

 

せっかくなので、横浜で11月に行われた展覧会「美しい国を纏って」に展示させてもらった民族イラスト4枚を上げようと思います!

 

目次

 

 

アフガニスタン・ケミスを纏う女性

ケミスを纏う女性

 

私の中で「アフガニスタンと言えば民族衣装!」というほど定着しているのがこの「ケミス」です。

アフガニスタンに古くから住む遊牧民の伝統衣装だそう。

 

東京オリンピックの開会式でも、同国の入場時にケミスを着た女性が映っていました。

 

なぜモノクロ絵にしてしまったんだというぐらい、本物は鮮やかな色をしています。

 

実物は本当に素敵なので、ご興味ある方是非画像検索してみてください!

平和への願いも込めて描きました。

 

 

インド・更紗と青年

インド更紗と青年

 

ケミスにしてもそうなのですが、私は本当こういう「エキゾチック柄物」に弱いのです…

 

更紗(さらさ)はインドを代表する綿織物の一つ。

軽くて手触りの良い質感が特徴です。

 

職人さんが手仕事で作り上げる更紗はもはや緻密な芸術品。

 

インドもいつか行きたい国の一つにランクインしています。

 

本場のカレーをたらふく食べたい。

そしてお腹を壊す未来までがセットです。

 

 

チベット・少年僧とバター茶

チベット少年僧とバター茶

 

この少年僧君は私にとってすごく思い出深いキャラです。

 

というのも、デビューのきっかけとなった漫画賞で賞を頂いた

「チベットと空飛ぶ君」

という作品の主人公だからです。

 

チベットと空飛ぶ君・表紙

 

「お前、よく頑張ってくれたなぁ…!」

と謎の親目線で見てしまいます。

 

彼の名前は「イェルク」君。

 

以前出会ったカザフ系遊牧民の方からお借りした名前です。

チベットじゃないんかいというツッコミ)

 

すごく綺麗な響きの名前だな~と思ってずっと心に残っていたのです。

 

そんなこんなでイェルク君に頑張ってもらって掴んだデビュー。

そのデビュー作が載った雑誌がもうすぐ発売されますので、よろしければそちらも是非…!

 

www.kii-humoumanga.com

 

 

日本・振袖と祝言

振袖と祝言

 

こちらが何を隠そう、もうすぐ掲載されるデビュー作のキャラでもあります。

 

彼女はなぜ浮かない顔なのか、逆に奥の人物はなぜ微笑んでいるのか…

12月6日発売のミステリーボニータさんを読んでいただければ分かります。

 

とまぁ、そんな宣伝ノリはさておき…

 

着物描くのめちゃくちゃムズイ。

 

今回、作品の舞台が明治~大正辺りのため、キャラクターは基本着物を着ています。

 

しかし…

着物が全然着物っぽくならず大いに苦戦しました。

 

特に難しかったのは帯。

着物について全然詳しくないため、そもそもどういう締め方で固定されているのか、どの角度でどこまで見えるのか、考えながら描くのに時間を取られました。

 

その他にも、座った時、走った時のシルエットなど、着物描写は本当に奥が深いです…

 

 

という訳で、本日のイラストは以上になります。

 

2021年も残すところ一ヶ月。

一日一日を嚙み締めながら過ごそうと思います!

 

本格的に寒くなってきたので皆様も体調ご自愛ください。

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します~!