・あらすじ
海抜3700メートル。富士山とほぼ同じ高度に位置するその町は、天空の都と呼ばれていた。そこで暮らす少年僧侶・イェルクは、ある日空を飛ぶ不思議な少女・ツァイと出会う。ツァイはこの地域に伝わる死の儀式、鳥葬(チャトル)を見たいのだそう。鳥葬はとてもセンシティブな儀式のため、地元民であるイェルクも目にしたことはなかった。とりあえずは彼女を寺の寮に泊まらせたイェルクだったが、ツァイには何か隠し事があるようで…
つづく
・あとがき
今回は起承転結の「承」部分にあたります。
区切りが分からなかったため、中途半端な所で切れてしまいましたが…
鳥葬(チャトル)についての説明など、一気にディープな感じになってきました。
ちなみに私もチベットでテンションが上がり、鳥葬の痕跡を求めて山を登ったのですが、高山病になっただけで成果はゼロでした。(アホの極み)
観光地にもなっている寺の裏に小高い山があり、どうやらそこで儀式が行われているとか行われていないとかいう話でしたが、真相はよく分からずじまいです。
ともあれ、読んで下さってありがとうございました。
次回、ツァイの本当の目的が明かされます…!
(鳥葬伝説が残るチベットの山。作画の参考にしました)