高城玲のまんが置き場

新人漫画家の思うことだったり告知だったり。

エモエモ楽器・龍笛

こんにちは。

 

朝、コーヒーを服と持っていたトートバックにぶちまけ、

所持品が軒並み水没(?)しました。

きいです。

 

しかもその時着ていたのは、お気に入りのクリーム色のカーディガン。

 

コーヒーぶちまけた

 

アンラッキーモーニング。

 

唯一被害を免れた所持品があるのですが、

それがこちらです。

 

はんぎょどん

 

なんとも腹が立つ顔をしています。

 

「僕だけ無傷ですが、何か?」

という心の声が聞こえてきそうです。

 

 

無傷ですが何か?

 

 

…さて。

 

今回は昨日投稿した「ハルとクロード 第12話」

に関連する話として

 

和楽器龍笛(りゅうてき)」

 

についてお話したいと思います。

 

www.kii-humoumanga.com

ハルクロ龍笛

 (12話より)

 

 

目次

 

 

龍笛との出会い

 

私は大学時代、和楽器と西洋楽器のサークルをかけもちしていたため、

和楽器側からは

西洋音楽の回し者」

という絶妙なあだ名をつけられていました。

 

私はサークルに入る前、

龍笛」という楽器を全く知らなかったのですが、

体験入部で初めてその音色を聞き、とにかくびっくりしました。

 

音がめちゃくちゃ綺麗なのです。

 

フルートなど、西洋楽器の横笛とは少し違い、

何とも言えない切なさを感じる和風の音色がまさにドストライクでした。

 

聞けばこの龍笛

音域が非常に広く、高い音から低い音まで自在に駆け回ることから、

「舞い立ち昇る龍の鳴き声」

が名前の由来になっているそうです。

 

私は万年中二病をこじらせているため、これを知り

 

「かっけえ…」

 

となり、龍笛にハマっていったのです。

 

 

たつお

マイ龍笛

今回の漫画を描くにあたり、めちゃくちゃいい資料になりました。

名前は「たつお」です。(ゆるい)

 

 

あの人も認めた音色

 

ちなみに、「龍笛推し」の著名人としては、

ご存じあの清少納言などが挙げられます。

 

枕草子の中にある一節にも、こんな記述が。

 

「笛は、横笛、いみじうをかし。遠うより聞こゆるが、やうやう近くなりゆくも、をかし。近かりつるが、はるかになりて、いとほのかに聞こゆるも、いとをかし。」

   (枕草子 207段)

 

 

まとめると、

「近づいたり遠ざかったりする龍笛の音色って超エモイよね」

だそうです。(チャラい)

 

 

龍笛とシンクロ率100%な曲

 

私が龍笛を始めたばかりの頃、サークルの先輩に教えてもらった

「オススメ龍笛動画」があります。

 

それが、

 

「アシタカせっ記 龍笛で吹いてみた」

というもの。

 

アシタカせっ記は、スタジオジブリもののけ姫の劇中音楽の一つです。

 

普通のオーケストラバージョンでも泣きそうになるくらい素晴らしい曲なのですが、

この曲と龍笛のシンクロ率がとにかくヤバイのです。

 

もののけ姫の世界観を彷彿とさせる「和の音階」に、

龍笛の切なく雅な音色がピッタリはまっています。

 

気になった方は是非ユーチュブなどで

「アシタカせっ記 龍笛

と検索してみて下さい。

 

 

たまに和の音を聞くと、とても心が洗われた気分になります。

 

西洋楽器も大好きですが、和楽器もいいなぁと改めて思いました。

 

どうでもいいですが、

私は龍笛繋がりでユーチュブの和楽器動画をあれこれ漁った結果、

あなたへのオススメに、いつの間にか「般若心経」が上がってくるようになりました。

 

現場からは以上です。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!